SAWADA.M

「見えない“快適”を形にする、BIMエンジニアとしての第一歩」

未経験からの挑戦。着実にステップアップする毎日

SAWADA.M　（澤田 M）｜施工BIM部門　2024年12月入社

2024年12月入社。施工BIM部門所属。前職でCADに触れたことをきっかけに興味を持ち、未経験からアサノ東京へ入社。新入社員研修や講習会を経て、Rebro・Tfasの基本操作を習得。現在はアシスタントとしてTfasを使用して空調・衛生設備の図面作成に携わっている。

施工BIM部門での業務と、学びの日々

施工BIM部門に所属し、Tfasを用いて空調設備や衛生設備の図面作成を補助しています。実務の流れを少しずつ掴みながら、日々の作業の中で発見や学びを重ね、成長を実感しています。

CADとの出会いが転機に。「面白い！」から始まったBIMモデリングへの道

ものづくりの仕事がしたくて、大学卒業後は電子看板を製作する会社に勤務。そこで初めて触れたCADに「面白い！」と感じたことが、今のキャリアの原点です。仕事は楽しかったのですが、寮生活がどうしても合わず。転職を考えていた時、アサノ東京と出会いました。社員の方々が管工事の資格を持ち、1年足らずで本格的に図面を作成している姿を見て、「私もこんなエンジニアになりたい！」と思い、入社を決めました。アサノ東京に出会うまで、建築設備のことは全く知りませんでした。

静かだけど和やか、入社後のギャップ！

社内見学の時は「緊張感のある職場かも？」と思いましたが、実際はリラックスした雰囲気で、印象がガラッと変わりました。先輩方は皆丁寧に教えてくれて、こまめに状況をチェックしてくれるので、安心して業務に挑めます。確認作業などでお客様と話す機会も意外と多く、働き方のバランスがとても自分に合っていると感じています。

特技は「すぐに質問できること」

まだ始めたばかりなので、「これが得意！」と言えることが無いのですが、「すぐに質問できること」が特技！実践で学ぶ環境だからこそ、分からないことはすぐに聞く。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の後悔」の精神で、積極的に質問しています！

引き継ぎ業務の壁と学び

配管設備のモデリングを初めて担当したときのことが、一番印象に残っています。実は、今も、この業務を担当しているんですが、補助とはいえ先輩の業務を引き継ぐことになり、とても緊張しました。業務内容も初めてで、知識も技術もほとんどない状態だったので、正直不安でした。知識は社長に、操作は先輩に、と慎重に進めていたのですが、途中でミスに気づいて…。先輩の指示を勘違いしていたんです！その後、無事軌道修正することができたのですが、あの時は本当に焦りました！

その経験から以前にも増して「確認を徹底する」ようになりました。

例えば、電話やWEB会議で伝えてもらった内容は記録が残らないので、言われたことは必ずその場で復唱し、確認してから電話を切るようにしたり。作業の優先順位や期限も確認し、スムーズにやり取りできるようにしたり。

今もこの業務を通じて沢山のことを学んでいます！

先輩のビンさんの指導を受ける澤田さん

BIM図面の操作だけじゃない、奥深い3Dモデリングの世界！

研修や講習会で基本操作は習得できますが、それだけで、モデリングは出来ないんです。入社後数か月経過した今、丁度、この仕事の奥深さが分かってきたところです。

ソフト操作だけでなく図面のこと、建物や設備の知識に、法令知識…様々な知識が求められるので、ただ指示通りトレースすればいいってわけではないんですよね。難しさはありますが、図面を形づくる作業はとにかく楽しいです！

社長との距離の近さが魅力！

アサノ東京の魅力は、社長と距離が近いこと。藤田社長は同じフロアにいるので、何かあればすぐに質問することができるんです。社長に直接質問ができるって、なかなかないと思います。藤田社長は何でも知っているので、本当に頼りになります。

澤田さん（左）と藤田社長（右）。座席も近く、分からないことがあれば、すぐに質問できるのだとか。

ベントキャップの工夫に見る、「気づかれないけどなんかいい」瞬間

3つのベントキャップ※がそれぞれ異なる方向を向いているのを見つけた時のことです。不思議に思って先輩に聞いたところ、「空気が混ざらないようにするための工夫」と教えていただいて。排気口一つにも、細かい配慮がなされていることに感心しました。この仕事を始めるまで、設備がどうなっているかなんて気にかけることはありませんでした。でも今は、先輩と街を歩きながら「あれはどう？これはどう？」と設備を観察するのが日常になっています。以前より、日常の様々な所で、色々な工夫がなされていることに気づくようになりました。

※ベントキャップ：
外壁に設ける吸気、排気設備の開口部に設けられる部材のこと。 羽板を付けた構造になっていて、雨や雪、虫などの侵入を防ぐために設置。 アルミやステンレス、樹脂製など様々な素材の物がある。

平日の運動不足はオフの時間で解消！

平日は映画鑑賞やピアノ、休日は友人と出かけたり、バドミントンで体を動かしたり。座りっぱなしの仕事なので、オフの時間では意識的に運動するようにしています。先輩と一緒にご飯を食べに行くこともありますよ！この間は、ベトナム料理を食べに行きました！

「使い手にとって使いやすい図面」を目指して

「使いやすい図面」を描くことが今の目標です。現場で働く人を思い浮かべながら、仕事をしています。とはいえ、それが実際どんな図面なのか。まだ明確な理想像は見えていません。まずは配管設備の理解を深めることが第一歩。4月から社内勉強会が始まり、今、管工事2級の取得に向けて法律や設備の基礎を学んでいます。資格取得は入社の決め手でもあり、最初の大きな目標だったので、今、その方向に着実に進めているのが嬉しいです！